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社内の整理・整頓はなされていますか?

今回は整理・整頓について記事にしてみました。
整理・整頓は一般的に5Sと呼ばれているものの最初の二つを表します。
5Sは、整理・整頓・清掃・清潔・しつけという形で認識されています。
最初の二つ、整理・整頓は以下のような意味になります。

整理・・・必要なものが準備され、不要なものが残っていない
整頓・・・必要なものが使い易く保管されている

清掃は上記を維持するための行動、清潔は人を含めた衛生を維持するための行動、しつけはこれら
を日常的にルーチンとして回すための意識になります。
私も多くの企業様で現場を拝見する機会をいただきます。
意外にしっかりやっているようでやれていないのが、整理・整頓だと感じています。
必要なものが現場にない、不要なモノや今使うべきでないモノが現場に置かれている、適当な形で
保管されていたり、作業場所から遠いところに保管されている、こうした現場も数多くあります。
もちろん、今までの歴史でそれでやってこれたという文化や特に不便を感じていないといったこと
もあるかと思います。
最近は中小企業でも発注先だけでなく、ISOの認定取得・更新のための監査を受けることも多くな
っています。
こうした際に目立つのが整理・整頓の部分になります。
実は儲かっている企業様でも、整理・整頓ができていない事例は数多くあります。
整理・整頓は見た目がきれいに見えることが目的ではなく、目的は利益を最大限に上げることにな
ります。
工数の削減によって無駄な作業や確認を減らす、ミスや事故を減らす、効率を上げることによって
時間外労働を減らす、不要物をなくして利用可能スペースを増やす、様々な効果によって利益を上
げることに繋がってきます。
これは工場だけでなく、物流倉庫や店舗、医療機関やお役所といったあらゆる場所で活用できる知
恵になります。
また、安全面でいえば消防法対応であったり、最近は地震などの災害も増えていますので、緊急の
場合に使用すべき用具をすぐに出して避難や安全確保を行う、こうした対応にも整理・整頓や役立
つものです。
工数にして数秒といっても、これが作業ごとに積み重なったり、毎日起きていれば年間を通してム
ダを計算するだけでかなりの損失を出していることになります。
ミクロで気にならなくても、マクロで確認すればとんでもない数字になっていることに気がつく、
そんな企業様の方が圧倒的に多いのが実態です。

整理・整頓のうち、最初の整理で悩んでしまう企業様も多く、特に現場では多くの問題が出ること
もあります。
まず最初に断捨離を行っていただくのですが、要不要という位置づけだけでなく、要の場合でもど
れくらいの頻度で使うモノか、校正管理などを必要とするモノなのか、誰が使っているモノなのか
、どうしてそこにあるのか、中には壊れていて使えなくなっているモノも散見されます。
こうしたモノがすべて混在していたり、個人のデスクの引き出しや工具入れに入っている、そんな
状態もあります。
そもそも数が足りていなかったり、新しく購入しても使われずに保管されていたり、使いにくいか
ら始まって作業者個人の好みで選ばれているといった不思議な現象にも遭遇します。
断捨離の前に棚卸しを行って、その後で断捨離となりますが、敢えて当社では断捨離を先にやって
いただくことをお勧めしています。
棚卸しの場合には余程のモノではない限りは捨てる判断はできません。
しかし、いきなり断捨離という段階から始めてみると、隠されていた事実が多く露見することにな
ります。
捨てられることに対しては誰しもが抵抗を示すことが多いからなのだと思います。
整理・整頓なんて、そうお思いの方も多いかと思います。
家庭でもそうですが、意外に簡単にはできないのが実態です。
断捨離から始めてみるとなぜ必要なのか、誰が使っているのか、壊れているのになぜ残っているの
か、この場所になぜ置かれていたのか、そもそも必要なものだったのか、そうしたものを各々の視
点で見ることができます。
単純に現場任せ、プロなしでこうした作業を進めることは難しいと思います。
目的や本質をしっかりと認識した上で進められるプロセスを共有してから進めるのが早道だと思い
ます。
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