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職場の安全管理の重要性

今回は職場の安全管理の重要性というテーマを取り上げてみました。
製造業や建築土木業といった業種では労働災害は大きな問題であり、労働事故をどう減らすかと
いう観点で様々な取り組みがとられてきました。
法整備なども進んで大きく労働事故発生が減った中で、最近は人手不足や経験不足といった理由
から再び重篤な労働災害が増加しつつあります。
これは企業規模に関わらず増加しており、中にはかなりレベルの低い原因による事故というもの
も出ています。
労働安全衛生法による基準だけで労働災害は防ぐことはできず、多くの企業で様々な対応や工夫
なども取り組まれています。
しかし、コスト優先や売上げ優先といった理由で現場の安全を顧みず、大きな損失を被るといっ
た問題もまだまだ減っていません。
最近は販売や物流、運輸交通や医療介護といった現場でも労働災害が発生しており、職場の安全
を軽視したと指摘されるケースもあります。
近年はメンタル面の不調といったことが関係する労働事故もあって、安全面だけでなく衛生面の
対応にも検討が必要な案件も出ています。
おそらく多くの企業様でも大なり小なり労働安全への取組みはされているでしょう。
しかし、型だけでの対応であったり、目的がはき違えられている対応であっては効果が出ること
はありません。
労働事故は企業にとっても大きな損失原因となり、場合によっては社会信用を失う大きなリスク
であることを常に経営者は認識しなければなりません。

多くの企業でちょっとこれくらいは問題ない、一回くらいは大丈夫、そうした軽い気持ちで社内
で規定されている安全管理ルールが守られていない実態はないでしょうか?
私の経験では大手企業でもこうした問題は必ずあり、ルールだけで防げないという構造上の課題
があることが意外に知られていないことがあります。
ルールを守れば良いのは当たり前ですが、何が目的のルールなのか、守らなかった場合にどんな
問題が発生するのか、こうしたことを正しく答えれる経営者・社員は決して多くありません。
安全という定義そのものにも人によって認識が異なり、多くの場合は人が気をつけることで対策
としてしまうケースがあります。
確かに気をつければよいでしょうが、気をつけるを常時意識できるのであれば問題ありません。
病気の場合やメンタルの不調などで気をつける気持ちが緩んでしまったり、悩み事や考え事によ
って散漫になっていれば気をつけることを前提とした対策は意味を為しません。
また、3Sといった普段と違った状況が起きた場合には意外に人間の対応は問題を引き起こしやす
いともいわれています。
これから4月を迎えると各企業でも新入社員や中途入社、更には転勤や出向の受け入れといった
人の動きが顕著になる時期を迎えます。
古くからいる社員にとっては当たり前であっても、慣れない人や久しぶりに来た人にとっては危
険を感知・予知できる力は弱いと考える必要があります。
また、工事や点検などで通常とは異なる場所を使ったり、手順を変える必要があるといった場合
でも同様です。
こうした場合は慣れからいつも通りの行動をしてしまい、十分に確認しないことで事故に遭うと
いったケースも多くあります。
やはり安全には人の意識だけで対応できない面が強くあり、物理的な対策をしっかりと取ってフ
ェイルセーフも取り入れることが重要になります。
こう書くとお金がかかる話として受け取られることも確かに多いです。
トヨタ自動車で現場のたたき上げから常務にもなった、「おやじ」こと河合 満さんも安全管理に
は多くの言葉を遺しておられます。
トヨタ自動車といえば効率第一主義と考える方も多いと思いますが、事故発生は大きな損失と捉
えていて、事故が発生した場合の損失を考えれば対策にお金をかけることは当たり前だという話
を遺しておられます。
ラインを停めない、生産を継続する、顧客や社会に迷惑をかけない、このためには事故を発生さ
せることは何事があってもやってはいけないという意味なのでしょう。

安全管理は現場を知らずしてできない側面があるだけではありません。
現場を変えたくないという現場社員をしっかりと納得させて、より安全な姿に変えるという強い
経営者の意志が求められます。
当社でも企業様の安全管理、安全対策、安全教育といったことへのご支援には特に力を入れてお
ります。
この三つの要素はどれも重要であり、その上で緊急時の対応訓練なども必要になってきます。
安全を軽視する企業の多くが品質や納期を軽視する傾向があるともいわれています。
安全すら対応できていない企業には明日はありません。
企業様にとって重要な安全の考え方について、企業様の実態に合わせた取組みをご提案したいと
思います。
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